フライドポテトとチョコレート

好きなものを好きなだけ摂取して語るブログ

はじめましてに相応しくない話

はじめまして。

ふろあと申します。

この度、2020年6月19日をもって、自担G「NEWS」手越祐也さんが退所しました。

まさかこのタイミングで終わるなんて思ってなくて、信じられなくて、エイターの友達に泣きつきました。

強化訓練を受けているジャニオタは強かった。
どんと受け止めてくれました。

それでも、やっぱり打ち明けたいことが多すぎて、いろんなこと言いたいがためにブログを開設しました。

こんな形でブログ始めたくなかったなぁ。
ライブレポとか、そういうので本当は始められたら良かったんですけど、どうしても話したくて。

悲しい内容になってしまいますが、良かったら見てやってください。
よろしくお願い致します。


今日は、手越くんが活動を自粛してからちょこちょこ書き続けていた日記?的なものを掲載します。

言いたいことをつらつら言ってるだけです。
間違い、失言、あるかもしれません。
読んでてツラくなったら止めてください。

めちゃ長いんで、飽きたら止めてください笑。







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ツラいです。

本音です。今の正直な本音。

Twitterでは大丈夫そうな発言してますが、けっこう心の中は雨模様です。

ツラいよ。
何がツラいって、悲しいんじゃないのよ。怖いんだよ。

それは追々話すとして、今日までのテゴちゃん絡みのこと、自分の気持ちを整理させるためにも書き留めておきたいなと思って文章にしてます。

時系列順で、書きました。



5月15日(金)

待ちに待ったSTORYグッズ発売日。
4部作最終章ということもあって、彼らから私たちファンへいつも以上に想いのこもったプレゼントとも言えるべきグッズにワクワクしていた。

「すごいね」「ファンで良かった」「やっぱりNEWS大好きだ」が溢れるTLだった。
ネックレス渡された(エアーですけど)時には、狂って転げ回るかと思いました。
こ、こ、婚約ネックレスかな…?
感想がアホすぎる。けど幸せだった。

増田担(仮)ともグッズの話して、手越のビジュが神がかりだという話をした。

ゆっくり吟味して注文しよう。
そう思っていた最中だった。

手越くんのSmileUpProjectの降板が決まった。

ちょっと前から噂でザワザワしていたのは知っていた。
正直な所、「またか~」と思っていた。
今まで通りの、つまり見過ごされるような対応が取られるんだろうと思っていた。
それも彼のキャラだし。
やっぱり私たちNEWSファンはどこか慣れてしまっているところがある、良くないのかもしれないけど。

でも、事務所からの言葉を聞いて事の重大さに気づいた。
今回の件は今までのようなただの遊びとは違う。
SUPを降ろされたのも、社会のルールを守れなかったからだ。
アイドルとしてではなく、人間としての立派なイエローカードだ。

今まで推したちが何人か謹慎や厳重注意になってきたけど、このときの感情はいつも「悲しい」だった。
彼らの活動が見られなくなるのが悲しい。
世間一般の彼らの印象が「謹慎してた人」になるのが悲しい。

でも、その時私は応援しているジャニタレに対して初めて怒りを覚えた。もちろん悲しくもあったけれど。
どう考えてもこれは彼がルールを守れなかったのがいけない。
こればかりは擁護できないし、反省してほしい。
もちろん厳しくするのも好きだからだ。
彼自身の言葉が無いのはちょっと違和感を感じたけれど、STORYで4人元気な姿を見せてくれれば。それで良かった。

その日の夜。
他担のジャニオタたちとオンライン飲みをしたとき、私は彼女たちに「悲しい」と伝えた。
彼がSUPに参加できなくなってしまうこと。歌を聴ける機会が減ってしまったこと。それを伝えた。
あとは、NEWSのグッズの話をした。
それぞれのグッズの魅力を伝えられるくらいには元気だったし、自分でも案外けろっとしてるもんだなと思った。



5月16日(土)

増田担(仮)と手越くんの話をした。本命はエイターなので、推しの諸々に関してはだいぶメンタルが強化されている。心強い。

「あいつやらかしたな」と言い合って、グーパン👊を二人でお見舞いしておいた。



5月19日(火)

久しぶりに手越担の友達とオンライン飲みをした。
私ほど熱烈なジャニオタではないタイプの子だったので、最初はお互いの学校の話とか恋愛の話とかをしていた。

彼女が最近ストが好きだと切りだし、じわじわジャニーズの話に移っていった。
私は彼女に聞いた。「手越くんの件、どう思った?」と。

某アイドルとの熱愛が出たときに「ムリ…ファンやめるわ…」と言っていた彼女だから、相当きてるかなと思っていたら意外にも「う~ん、まぁ手越くんらしいなと思った」と言っていた。だいぶけろっとした様子で。
不謹慎だけど、手越担メンタル強化されてるわ、すげぇ、と思いました。

そこから「まぁでも彼の良い部分もたくさん知ってるから、そう簡単には嫌いになれないよね」という話をしました。もちろんグッズの話も。



5月26日(火)

SUPの降板決定から2週間弱。
イッテQも普通に見れてたし、何やら彼も元気そうなので今まで通りに戻れそうな頃だった。
モヤモヤした気持ちを無理に押さえ込む形にはなっていたのかもしれないけど。

そんな矢先。
NEWS手越祐也、無期限活動自粛が決まった。

何気なく開いたTwitterのTL。
詳しいことはTL上では分からなかったけれど、NEWS担だけでなく他担たちもざわついているのが目に入った。

呑気にバゲット見てたんだよ。
青木さんは今日もジャニーズが好きかなって。
亀ちゃんが映画に出ている、いいなぁって。
今日は大ちゃんがヒルナンデスのお当番だし、よく知らんかったけど光くんも出るらしいし。
大久保さんとあさこさんのコンビ好きだなぁって。

それから、何でか分からないけど今日はやけに〇〇の更新とレンタルさんのお知らせが早いなぁって。

急に飛び込んできた『弊社所属タレント手越祐也(NEWS)に関するご報告』の文字とジャニネへのURL。

どう考えてもこのタイミングのこれは良い知らせではない。

退所と自粛が同時に頭をよぎった。

全身に電流が走ったみたいになって、手が震えて思うように動かない。
焦って開いたページも、早く情報を汲み取りたくても内容が頭に入ってこない。

正直覚悟をしていた。
読み進めた先に見つけたのは、「すべての芸能活動の自粛もやむを得ないものと判断するに至りました」の一文。

そっか、退所じゃないんだ。
ぶっちゃけ私も自粛処分には慣れている。変な話だけど。
厳重注意も含めたらもう5人目だ。

ショックではあった。
でも、自粛であることに安堵した部分も少しはあった。

彼は他のタレントたち同様、きっとまた戻ってきてくれる。
ファンとは言え、あくまで外部の人間である私たちは、心を改めてくれた彼の帰りを待つしかない。
他の媒体がどんな対応を取るかは分からないけれど、戻ってこれる場所を残しておこう。
TL上のオタクたちも程度は違えど同じ考えであることに安心した。

彼の回りの人たちはやっぱり優しかった。
レギュラーのラジオ番組は、タイトル名そのままに彼の待っていてくれるそうだ。
彼のゲーム配信の共演者たちもジョークを交えながら彼の帰りを待ってくれていた。
希望の光だった。
コヤシゲの時も思ったけど、ジャニタレというのは回りの人間に恵まれている。

私の気持ちも多少アップダウンしていたけれど、割と元気だった。
コヤシゲの時と比べ物にならないくらいけろっとしていた。

でも、時間がたち、TLに流れてくるいろんな人の意見を聞いていくと、徐々に不安が込み上げてきた。
悲しさではない。恐怖だ。

ここからは私の推測と妄想も多く混ざることをご了承いただきたい。

まず、彼本人からの言葉がいつまで待てど来ない。
彼自身の言葉がなかったとしても、こういった場合、「本人も深く反省しており」的な内容の文章が送られてくるんじゃないのか。
冷静な頭で読み返すと、私の読解力の限りでは彼に反省の色はあまり見られない。
と言うより、彼自身が事務所の意見を理解できていないようだった。

それから、そこから推測される彼の心情だ。
彼はあまり反省していない。
つまり、事務所のやり方に賛同できない。
対事務所の関係が上手くいっていないのではないか。

このような状況では人間悪い方向に考えてしまうようで、またしても頭をよぎったのは退所の2文字。

何度も辞めようと思ったことはある。けれどそれを選ばなかったのはファンがいてくれるからだ。
アルバムSTORYの中で、彼は“掛け替えのない時間を共有したい人”として私たちファンの名前を挙げてくれた。

私たちの応援があるから。
私たちとの時間を共有できるから。
NEWS 手越祐也が存在する。

じゃあ、それらを奪われてしまったら?
奪った張本人が、意見の食い違いを感じている事務所なら?

彼はどちらの選択をするだろう。
やっぱり大事な待っていてくれるファンがいるから戻るのか。
自分の大切なものを奪われ、自分のやり方を理解してもらえないならここにはいられないと思うのか。

後者は最悪な事態として、できれば考えないようにしたい。
じゃあ、前者を選んでくれればハッピーエンドなのか?
私はそう言いきれるとも思わない。

手越くんは、メンバー思いだし、ファン思いだ。
そして何より優しい人だ。私の経験上だけれど、彼から人の悪口を聞いたことがない。
それは間違いのない事実だ。

けれど、自粛期間を設けたところで、彼自身の行動や考え方が180°変わるとは思えない。
これは今まで活動自粛や厳重注意を受けてきたジャニタレと少し違うところだ。
手越くん本人が今回、反省の色を示していないのなら尚更だ。
これはあくまで私の勘である。

彼の気持ちが変わらなかったら?
また同じような事態を起こすかもしれない。
そうしたらきっと次は無い。
今回の活動自粛もほぼ赤に近いイエローカードだ。

自粛中に彼のアイドルとしての気持ちやファンへの気持ちが離れていってしまうことはまず懸念されることだ。

それなら早く戻ってきてほしい。
でも、戻ってきたら戻ってきたで、今度こそレッドカード退場になるかもしれないギリギリの綱渡り状態でアイドル活動をする彼を、ビクビクしながら見守ることになるのだと思う。

どちらかというと、活動再開後の方が怖い。
楽しいオタ活の合間に、もう事務所からの悲しいお知らせは聞きたくない。

手越くんにだって人間の心がある。
更正して戻ってきてくれるのを願っている。もちろんだ。
けれど、正直その最善の可能性にかけられていない自分がいる。


散々ここまで言っておいてエゴでしかないのかもしれないけれど、戻ってきてもそのままの手越くんでいてほしい気持ちもある。

ポジティブでアクティブで、良い意味でジャニーズらしくない彼の性格は魅力的ではあった。それが気に入らない人もいたけれど、彼のそんなところが好きと言ってくれていた人が多くいるのも事実だ。
更正して大人しくなってしまったら、それはそれで手越くんでは無いような気がする。


他担の方がおっしゃっていたのだが、「もはやここまで来ると、遊びすぎとか女好きのレベルではない。心の闇的な部分をどうにかした方が良いのではないか」と。
他担の意見には基本的に耳を塞ぐ私も、これにはなるほどと思った。

これも全部私の推測だけど。
おそらく彼は自分の存在価値の感じ方や自己肯定感が低い。
それを埋めてくれたのが、芸能人としての仕事とアイドルの自分を愛してくれるファンの存在だ。それと、時たまの派手な遊び。

女の子と遊ぶことに関しては、私はジャニオタである以上、違法でない範囲なら目を瞑ることにしている。普通の成人男性ならあっておかしくないことだからだ。

仕事に関してはTwitterでも書いたけれど、手越くんにとってアイドルは天職なのだと思う。
それには二つの意味がある。

一つはファンを幸せにするために笑顔を振り撒き、唯一無二の存在でいる天才であるという意味。

もう一つは、ずっと言っているが、自分の存在価値や自己肯定感を埋めるために必要不可欠な職業であるという意味。

二つの意味で、彼はアイドルでいる必要がある。
アイドルでなければ、きっと今の手越祐也は保てない。
皮肉だ。あまりにも皮肉すぎる。

きっとまだ手越くんにも、ファンを幸せにしてあげたい、同じ時間を共有してあげたいという気持ちは残っているはずだ。
しかし、自分の存在価値や自己肯定感を測るものさしを奪われている現状。
その先に見えるのは、悩み苦しんでいる彼の姿と、最悪の事態を考えれば周りの期待とは裏腹に暴走してしまっている彼の姿。

そんなに悩んでいないなら、それはそれでまぁいい(いいのか?)。
でも、悩んでいるなら救ってあげたい。
救えるのは、私たちファンと周りのスタッフ、そして他でもないメンバーだ。
小山くんが自粛期間で悩んでいるときどんなアドバイスをしたかは知らないが、寄り添ってくれたのは手越だったと言っていた。
彼は優しい人だ。
そんな彼を今度は3人で救ってあげてほしい。
彼が良い方向へ更正できるように導いてほしい。

私たちファンは、あくまで外部の人間でしかない。
だから私たちは、願い、待つことしかできない。
そして、彼の帰ってくる居場所を作っておくことしか。

「こんなになっても手越くんに戻ってきてほしいって言うなんて、そろそろ頭おかしいよ」という人がいた。
「待つことは彼への甘やかしになる」と。

けれど、私たちは待ちたいのだ。
帰ってきてほしいのだ。
甘やかしになることは重々承知で、それでもそう判断せざるを得ない。
彼からもらったものがあまりにも大きすぎる。
たかがアイドルだが、私たちの生活の一部なのだ。
共犯者のような目で見られても仕方ない。ただ、待たせてほしい。



(追記)

5月27日(水)①

今日の『テゴマスのらじお』にコヤシゲが出演してくれるらしい。
その何時間か前、夕方頃だっただろうか。
NEWSがやっているブログ『KEIICHIRO』『NEWSRING』『増田貴久の〇〇』が更新された。
3人がそれぞれ手越くんの件に関してコメントを残してくれた。

「手越くん本人じゃなくてもいい。NEWSからの言葉がほしい」と私はずっと言い続けていた。
待ちに待った、メンバーからのコメントだ。
3人それぞれのコメントを見て、私が抱いた印象を書き留めておこうと思う。


まずは『KEIICHIRO』。
慶ちゃんらしい、母親のような温かい文章だった。
そして、慶ちゃんからの意見はすごくすごく貴重だと思った。
慶ちゃん自身、2年前に自粛期間を過ごしている。
その時どう感じたのか、自粛終了後どうしていこうと思ったのか。実際に経験した人から話が聞けるのは貴重だ。

慶ちゃんは自粛期間を経て、心を入れ換えてあの時以上に最高のアイドルになろうとしてくれている(そう願いたい)。慶ちゃんは間違いなく自粛期間に意味を持たせられた人だと思う(そう願いたい)。

もちろん手越くん本人と話し合った時だって「自分はこうだった」と伝えただろう。
果たして手越くんはその貴重さに気づいているのだろうか。
そこから何かを汲み取ろうとしてくれているのだろうか。
慶ちゃんの話から手越くんの気持ちは読み取れない。

小山くんは「人間誰しも守るべきものがある(ニュアンス)」と話してくれた。
手越くんにとっての『守るべきもの』、慶ちゃんのいう『守るべきもの』。果たして解釈は一致しているのだろうか。
分からない。そうであることを願うしかない。

最後に「俺は『NEWS』を守る」と言ってくれた。
ありがたい。嬉しかった。
けれど、“4人の”とは言ってくれないモヤモヤ感。『NEWS』の前に付いた『…』。NEWSにわざわざ付いたカギカッコ。
色んな憶測ができてしまう。
それも悪い方向に。悪い方向にしか考えられない自分も嫌だ。

慶ちゃんからの言葉は一番ほしかったと言っても過言ではない。
彼自身、自粛期間を経たからだ。
けれど、なんだかすっきりしない気持ちのまま、次の人のブログを読むことになった。


次に読んだのは『NEWSRING』。
今週の担当は加藤シゲアキ
こんなときでも律儀にしりとりを続けてくれる自担に少しクスッとなった。私の推しは真面目な人だ。

でも、『受け止める覚悟です』という言葉にドキッとなった。
何を?
手越くんの意見を…?
それとも別の何か…?
読み進めると、どうやら彼らの元に届いた厳しい意見もすべてメンバーとして『受け止める覚悟です』ということらしい。
でも、何となく手越くんの意見を『受け止める覚悟です』とも受け取れてしまう。考えすぎだろうか。

何度も迷惑をかけた。
それをまた繰り返してしまった。
申し訳ない。
彼はそう話した。
自粛ではないとはいえ、彼自身も2年前に色々あった。
失ったものも、失望したことも、悲しませたという自覚も、彼にあったのだろう。
重みのある言葉だった。

彼も『できる最善を尽くす(ニュアンス)』と『僕らNEWSは歩みを止めない』と話してくれた。
NEWSでいることを選んでくれるのが嬉しかった。
けれど、その『僕ら』に手越くんは含まれているのか。分からなかった。

最後に彼は『そして、あらゆる思いが、彼に届くことを祈っています。』と締めた。
私は3人のコメントの中で、この言葉が一番グサリときた。
辛すぎて呟くこともできなかった。

なぜかって、シゲのその言葉から手越くんとの心の距離を感じてしまったからだ。
彼が心を入れ換えて戻ってきてくれることを祈っているということなのだと思う、たぶん。
でも、シゲの言葉からメンバーたちの思いは手越くんにはまだ届いてないように感じてしまう。

15年以上も一緒にやってきたメンバーだ。
手越くんも、「シゲは、お互いひとりっ子だしお互い中学受験もしている(何なら同じ学校を受けているくらいだ)。境遇が似ているから気が合う」と話していた。
そのシゲでさえ、この距離感なのかと思ってしまった。

私はファンとはいえ外部の人間で、いくら足掻こうが、NEWSの未来はどうすることもできない。
おそらく手越くんの気持ち次第であるこの状況を、一番近い存在であるメンバーの彼らに託した。
けれど、メンバーも『祈る』しかない状況なのか。
不安だった。そんな気持ちのまま、最後のメンバーのブログを読むことにした。


『増田貴久の〇〇』。
まっすーのブログは、読むのに緊張した。
NEWSのメンバーであり、テゴマスのメンバーで、きっと誰よりも長い時間を過ごし切磋琢磨してきた、手越くんの相方。
そして、彼は“鉄壁のプライベート”といえるほど、スキャンダルを起こしたことがない。私の知る限りでは一度もない。
そんなまっすーは、ついに相方が活動自粛になったこの状況をどのように感じているのだろう。

まっすーらしく、長くない、簡潔な文章だった。
このような文章は長ければいいというわけではない。
話が逸れるが、15周年のライブの演出で『15年前の僕へ』とメッセージを残した時も、彼の言葉は他の誰よりも短く、シンプルなものだった。
けれど、私にはまっすーの気持ちが痛いほど伝わった。
15年間、色んなことを何度も乗り越え、それでも『今幸せだ』と伝えてくれた。
それだけで。理想のアイドル像を守り続けてきたまっすーが言ってくれる、たった7文字のその言葉だけで、ファンである私たちも十分だった。

まっすーはブログの中で、『何度も話し合ってきた』と言った。
度重なる同じような状況に、私たちファンも分かっていたことではあるが、その事実を突きつけられたような気がした。
何度も話し合ってきた結果が、これなのだと。

そして、『僕らなりに彼を守ってきたつもりです』と言った。
この『守る』は、単に“擁護する”という意味では無いことは明確だ。
手越くんへ厳しい言葉を伝え、それでも一緒にいようと手を差し伸べ、正しいモラルと愛を与えた。
その一方で、彼の意見を聞き入れ、受け止め、破天荒な意見もあったかもしれないが認め、一緒に答えを出してきた。
そして、手越くんがずっとNEWSでいられるように、ずっとNEWSでいてくれるように、『守ってきた』のだと思う。
しかし、その結果がこれだと。

まっすーの言葉はすごい。
色んなことが痛いほど伝わる。
そしてそれは憶測でなく、高い割合で事実であるのだ、きっと。

最後に彼は『NEWSを守る』『NEWSが大好きだから』と伝えた。
スキャンダルを全く起こさない彼が、スキャンダル続きの自分の居場所を『大好きだ』と言ってくれるのはこの上なく嬉しい。私だったらきっと呆れて嫌になる。

まっすーも『NEWSを守る』と言ってくれた。
けれど、その『NEWS』がどんな形をしているのかは私には分からなかった。


3人の待ち望んでいたコメントを読んだ。
彼らの心の内を知ることができて良かった。少し心が和らいだ。

3人揃って『NEWSを守る』と言ってくれて嬉しかった。
私たちが愛するものを残してくれると、約束してくれたのがどんなに救われたことか。
けれど、その『NEWS』があくまでニュアンスのようなものであって、『NEWS』というぼんやりとした形を成しているものにしか思えないのが、とてもとても不安だった。

誰一人として、“4人の”とは言ってくれない。
厳しい意見も届いている中、“4人の”とは大人の事情で言えないのかもしれないが、それとは別に彼ら自身が“4人の”と言いきれない状況に立たされている気がしてならない。
メンバーである彼らもこの先のNEWSの未来が見えていないのではないかと思った。

そして、何より心配なのが、3人のブログから誰一人として手越くんの心情が読めない。
反省しているのか。悲しんでいるのか。悔やんでいるのか。
悩んでいるのか。怒っているのか。反抗しているのか。
何も分からなかった。

伝えてはいけない事実があるのかもしれない。
でも、「手越はさぁ~」といつも手越くんの本音を話す慶ちゃんも、気持ちを読み取りそれを文章にするのが誰よりも上手いはずのシゲも、Jr.の頃から一緒にやってきて何度も心の内を語り合って理解してきたであろうまっすーでさえ。
現在の手越くんについて話してはくれていない。

NEWSと私たちファンは、どのグループよりもお互いの関係性が良いものだと思ってきた。
NEWSメンバーも、もちろん手越くんも、その事はENCOREのMCで話してくれている。
両想いのような、お互いの求めているものを与え与えられているような、そんな意見の食い違いのない関係だと思っていた。
今までに2グループを好きになってきた私でも、こんなに求めているものを与えてくれるグループは無かった(ちょっとスキャンダルが多いことを除けば)。
けれど、ここに来て食い違いが生じるとは。
彼らの考えてることが分からなくなるとは。
メンバーの誰よりも素直で、ファンへ与えてくれる愛が直球だった手越くんの気持ちが一番分からなくなるとは。
ここに来てこんなことになるなんて思わなかった。

手越くん、今何を考えていますか。

今のこの自粛のことですか。
ゲームのことですか。
女の子のことですか。
趣味のことですか。
ジャニーズ事務所のことですか。
メンバーのことですか。
ファンのことですか。

今の私には、今の手越くんの気持ちが分かりません。
信じられないほど、全く。

みんなが言ってくれたように、NEWSを守りたい。

けれど、シゲが言ってくれたように、今はあなたへ思いが届くことを、祈るしかできません。

正直言って、受け止める覚悟もしています。何もかも。
覚悟しきれてはいないけど。

手越くんは、どうしたいのかな。
私たちは、NEWSでいる手越くんにまた会いたいな。




5月27日(水)②

テゴマスのらじおがスタートした。
まっすーの手越くんに関するコメントから始まった。
若干声が震えているような、慎重に言葉を選んでいるような、そんな気がした。

空気がずんと重い。
内容としては、あまり覚えていないけど、謝罪がメインでブログ以上のことは得られなかった気がする。
その後、コヤシゲも合流した。
二人からも謝罪のコメントがあった。
3人の肉声で語られる「ごめんなさい」。ツラかった。
メンバーもツラいに決まってるし、そこにいるみやみやの気持ちも計り知れないが、私ももちろんファンのみんなもツラかった。

切り替えの時こそまっすーとみやみやの空元気感を感じたものの、ラジオはその後、何事も無かったかのように進んでいった。
コヤシゲも通常運転だ(実に嬉しい)。

一番ツラいのはメンバー本人たちに決まっている。
NEWSの今後がかかっているのだ。
でも、なんでもないかのように楽しいラジオを届けてくれるのがすごくすごく有り難かった。

さくらちゃんもなかなかにすごい。さすがはプロだ。
てか、コヤシゲとみやみやは本当に初めてちゃんとしゃべるのか?というくらい雰囲気が自然だ。
コミュ力オバケの慶ちゃんと、人見知りではあるもののスクールカースト上位にいるタイプのシゲの、距離の詰め方が恐ろしい。

私も案外普通に楽しいラジオとして聴いていられた。
リアルタイムでツイートしていたが、相変わらずコヤシゲに湧いている(私も通常運転だ)。

それでも、やっぱり。
人一倍笑い声が大きい“彼”の声が、この中から聞こえないのは違和感でしかなかった。
ジャニーズのグループのラジオを聴いていると、「あなた本当にこの場にいます?」ってくらい喋らない人が出てくる。
NEWSでいうと、まっすーか…シゲあたりなのかもしれないけど、変わらず話の中心にいつもいるのは手越くんだ。
その人の声が聞こえないなんて、違和感でしかなかった。

彼はこのラジオを聴いたのだろうか。
何て感じたんだろう。
寂しい。やっぱり、ここに混ざりたい。戻らなきゃ。
3人でも盛り上がってるじゃん。俺がいなくても、別に。
後者でないことを願う。
盛り上がっているんじゃない。
盛り上げて“くれている”んだよ。

何度も言うようだが、彼に私たちの想いが届くことを祈るしかない。



追記

5月30日(土)

手越くんのことがいろいろな番組で取り上げられ、語る人は口々に「いいヤツなんだけどね」「好青年だなと思いましたよ」と話してくれた。
けど、世間的にも良くない行いをしたことには変わりない。
だからこそ、多くの人を失望させてしまったのかもしれない。

でも、私たちにとっては「彼はいい人だ」ということを言葉にしてくれるのがすごくすごく嬉しくて有り難いことだった。
慶ちゃんの時もそうだったが、とことん周りの人に愛されているなと思った。
そんなコメントをしてくれる人がいるのも、彼らが今までやってきた行いが生んだ結果だ。

ここ数日で、私の知らなかった手越くんの良いエピソードをいくつも知れた。
今回の事で正直ショックは受けたけど、前よりも彼のことが好きになった。
やっぱり手越くんは、かっこよくて優しくて思いやりがある人だ。間違いない。



追記

5月31日(日)

すごいことが起きた。

それは、昨日の30日から「#鮮やかなマーブル描けばいい」と題して、Twitter上でNEWSファンみんなでペンライトを灯そう!という企画として始まっていた。
ある一般のファンの方が始めた企画だ。
STORYの公演が全て中止になり、ペンラの海が見られない。メンバーにもペンラの海を見せてあげられない。
「それならTwitter上でペンラの海を作ればいいのでは!?」そう思ったそうだ。
手越くんの件もあり、より結束力を強めていた私たちはこぞってこの企画に参加した。
私は2日目だけだったけど。

初日の30日18時。
「#鮮やかなマーブル描けばいい」のツイート数が一気に伸びた。
特殊なワードでトレンド入りしているもので、あんなに多いツイート数は見たことない。
有名な方が参加してくださっていたり、ついにはヒロイズムさんやAir:manさんも反応してくださっていた。

私は正直、この手の「みんなで〇〇やりませんか!」みたいな企画が苦手だった。
嵐でも、Hey!Say!JUMPでも、そんなことがあった気がする。
こういう企画が上がると、「絶対やらない派」と「ノリノリになっている派」で派閥が分かれる(私はどちらかというと後者が苦手だ)。
そこで決まって言い合いが始まる。
なんかもう見ていられない……。
毎回そんな気分だった。

今回もそんなことになるのではないか。心配していた。
当然のことながら、反対している人もいた。
けれど、ほとんどの人が賛同し、企画に参加していた。
弱ったときのオタクの結束力はすごい。
ここまで大きな企画になるとは思わなかった。桁が違った。

こんなに気持ちの良い企画なら私も参加しよう。
開催日を2日間もうけてくれてるのは有り難かった。

そして、2日目にして最終日の31日の17時。
ENCOREの時に友達と撮った写真を用意して準備万端だ。
「#鮮やかなマーブル描けばいい」のタグが再びトレンド入りした。
操作が上手くいかず、30分くらいツイートが遅れてしまったのが悔やまれる。

そんな中、TLにちょいちょい「KEIICHIRO」というワードが上がってきた。
このタイミングで、まさか。

その「まさか」だった。
「動画撮ったから今度あげるね~」という報告のあと、「今日は写真で」というコメントとあげられた4枚の画像。
誰も持っていないはずのSTORYのペンライトを灯した4枚の写真だった。
そして、添えられたタグは「#小山も参加させて」「#鮮やかなマーブル届いてるよ」の二つ。

信じられなかった。
間違いなく彼に、メンバーの一人である小山くんに届いている。
きっと17時に始まることも知っていてくれてたのだろう。

今回の手越くんの件で、心の中では大泣きだったが一度も泣かなかった。
慶ちゃんとシゲの時は散々泣いたのに。

でも、この時初めて涙が出た。
彼に届いていたことが嬉しくて。
そして慶ちゃんも同じ気持ちでいてくれることが嬉しくて。

ファンが勝手に始めた企画が実際に本人に届いている。
ジャニーズなら、こういうことにも本当は反応しない方がいいのかもしれない。
でも、慶ちゃんは「届いているよ」ときちんと言葉にしてくれた。
慶ちゃんがNEWSで、リーダーでいてくれて良かった。

いい意味にも悪い意味にもなってしまうかもしれないけど、今日という日は間違いなくNEWSファンにとって重要な一日になった。

「信じれば願いは届く」
教えてくれたのはNEWSだ。




最後に、手越くん。
私は今、こう思っています。

今までのことを要約すると、
あなたに帰る意思があるなら、私は待ちます。
それだけです。

あまりにも素敵な世界を見せてくれたから、そう簡単に嫌いになんてなれない。
あなたを支えてくれる人はたくさんいる。
理解しなくて良い。
考え方なんて十人十色だ。
大人として分かってくれれば、それで。





どうか。
未来が明るくありますように。


                                                                              • -

日記はここで終わっています。

5/31で終わるって笑。
私の三日坊主癖がバレる。


まぁ、5月中に日記が終わったのも、正直なところ「大丈夫だ」って思い始めてたからなんですよね。

活動自粛後すぐは、眠れなくなった夜が何度かありました。
でも、慣れなのか何なのか、いつのまにか普通の生活に戻ってたんですね。


昨日のライブ配信も見ました。
「彼の居場所がある」「大丈夫だ」と思ってしまっていたんですね、勝手に。
そう思った方が大半だったのではないでしょうか。

その思いも届かなかった。
無念です。


今はただ、「なぜこんなにもやり残したものを捨てて、こんなにも中途半端な状態で辞めてしまったのか?」その疑問だけが残っています。

週明けにどうやら会見を開いてくれるようなので、彼からの言葉を待ちたいと思います。

待ちに待った彼本人からの言葉なのに、こんなにも悲しいんですね、皮肉です…。


これからもきっと私はNEWSが大好きですし、今まで通りは無理だろうけど手越くんのことも好きでいるはずです。今のところはそう思っています。


どうか、3人と手越くんに、幸あれ。




2020/06/19
ふろあ